【オペアインタビュー#4】オペアから就労ビザ取得‼︎追求心、チャレンジ精神いっぱいオペア-きりさん編-

こんにちは、とろろ(tororo_desune)です!

オペアインタビュー第4弾、今回はオペア後に1度は視野に入れるであろうアメリカの就労ビザを取得した追求心いっぱいの元オペアさんです!

オペア後にアメリカでの可能性を探している人は要チェック!

前回のインタビューはこちらから↓

もくじ

きりさんのプロフィール

  • 沖縄出身
  • エージェント:イントラックス
  • オペア期間:2018年7月〜2020年1月(1年半)
  • 滞在先:カリフォルニア州(サンフランシスコ、ロサンゼルス)
  • ホストファミリー構成: 
    1年目(8ヶ月):アジア系アメリカ人両親、キッズ1人(2歳)
    2年目(10ヶ月):ヨーロッパ系ママ、アメリカ人パパ、キッズ2人(5歳、4ヶ月)
  • 航空関係で働いている中で、英語力を伸ばしたいと思い続けて訪れたオペア留学のチャンス!その後自分の力でアメリカでの就職を叶えた努力家でチャレンジ精神いっぱいきりさんのストーリーが見逃せない!
  • きりさんのインスタグラムはこちらから!

もっと英語力を伸ばしたい、それから始まった旅

英語力を伸ばしたいと思っていたエアライン時代

オペアになる前、エアラインで仕事をしていたきりさん。

国内線だけでなく国際線も担当していたことから、英語を使うことが日常的にあったそう。

エアラインってかっこいいよね!

普段から使うマニュアル英語はある程度使えていたけど、トラブル等で応用力の必要な会話にはうまく答えられず怒鳴られた経験もあったとか。

それでもエアラインの仕事が好きだったきりさんは、英語がもっと話せたら更に充実したし楽しく仕事が出来るだろうと考えていました。

そんな時、ふと転機が訪れました。

お母さんの知り合いが運命の架け橋へ

エアラインで働いていたある時、きりさんのお母さんが知り合いからオペア留学について聞いたそう。

それをお母さんから聞かされたきりさんは、この時初めてオペア留学について知ることとなりました。

昔から親戚や近所の子どもと関わることが多かったきりさんは、留学の費用も含めこれだ!と思い、オペア留学に参加することを決めたそうです!

こうして6年勤めたエアラインを退職し、新しいチャプターへと踏み出しました。

辛い日々に光が差したオペア時代

ホストママは綺麗好き?潔癖症?

無事にファミリーが決まり、サンフランシスコのファミリーの元でオペアをスタートし始めました。

インタビュー時、ホストファミリーに

「うちは綺麗好きだけど大丈夫?あなたはどう?」

と言われ、きりさんも綺麗好きだから大丈夫だよと伝えたそうです。

そして実際一緒に過ごし始めると、綺麗好きという言葉では収まらないこだわりが発覚したんだそう。

ホストママは極度の綺麗好き、もはやそれを通り越した潔癖症だったようでほんのちょっとした汚れを見つければきりさんに

「ここ見て、綺麗になってないわよ」

と指摘されることが日常的にあったそう。

更に、ホストママは専業主婦で家にいたこともあり、きりさんは常に神経を張る生活をしていました。

時には、シャワー後に髪の毛1、2本程度が床に落ちていただけで、夜中に写真と共にメッセージが来るという行き過ぎた行動もあったそう。

かなり敏感なホストママだったんだね

忍耐力と負けん気で過ごした8ヶ月

4ヶ月経った時点で、もう無理だ!と感じていたそうですが、リマッチをして、もしファミリーが見つからず帰国になってしまったら目標にしていた英語力を伸ばすという目標が達成できないこととリマッチに対しての不安とプライドがあり、リマッチに踏み切れずにいたそうです。

それから更に4ヶ月が経ち、8ヶ月経った頃いよいよ限界が来たきりさん。

この頃には、ホストママに名前を呼ばれるだけでビクッとするほど繊細になってしまっていたそう。

8ヶ月という時間を経て、ようやくリマッチを決めました。

オペアをしたから分かるけど、辛い状況での8ヶ月は本当に長くてすごいこと。

8ヶ月の頑張りが報われたLA生活

リマッチを開始してからたった1日、ロサンゼルスのファミリーからオファーがありました。

インタビューをするととても素敵な様子を伺えるファミリーで、1週間のリマッチ期間を経た後にマッチすることを決めたそうです。

元々ロサンゼルスへ行ってみたい、住んでみたいという気持ちがあったきりさんは、8ヶ月頑張った分のご褒美だととても嬉しく感じたそう。

こうして8ヶ月のサンフランシスコでのオペア生活を終え、新天地のロサンゼルスへと向かいました。

第2の家族となったLAファミリー

サンフランシスコのファミリーの元で、すでに1年のうち8ヶ月の時が過ぎていたきりさんは残り4ヶ月だと考えていました。

ロサンゼルスのファミリーにも、その旨をインタビュー時に伝えましたが

「たった4ヶ月だけでも全然良いよ!来てくれるだけで嬉しい!」

と言ってくれたそうです。

いざファミリーの元で生活を始めると、以前のファミリーとは違い温かい雰囲気を感じ、きりさんを家族のように接してくれました。

一緒に旅行へ行ったり、ホストママとネイルへ出かけたり一緒に過ごす時間がたくさんあったそうです。

時々オペアにはよくある、仕事とプライベートの時間が曖昧になってしまうこともあったそうですが、それだけ家族と過ごす時間が多く今ではいい思い出だと話してくれました。

それから4ヶ月のつもりが、ファミリーともっと一緒にいたいという思いから半年間延長をし、10ヶ月間をロサンゼルスのファミリーと共にしたきりさん。

オペアを終えてから約3年経った今でも、年に何度かは遊びにいくなどの交友が続いているそうです。

ファミリーとの相性は本当に人それぞれ違う。
きりさんが素敵なファミリーと出会えてよかった!

オペアになって多国籍の友達が沢山出来た

きりさんがオペアになって良かったと思うことの1つは、多国籍の友達がたくさん出来たことだそうです。

オペアになると、各エージェントがマンスリーミーティングというオペア同士が集まるイベントを企画することが多く、参加すると様々な国籍のオペアと交流することが出来ます。

またエージェントによっては、同じエリアディレクターの管轄にいるオペアの名簿を配布してくれるところもあるため、近所のオペアと連絡を取り合ってプレイデートをしたり出かけたりすることが出来て、友達を作りやすい環境があります。

きりさんは特に、南米の友達が多かったようで一緒にメキシカンレストランに行ったり、ラテン系のダンスを習ったり、仲の良いメキシコ人の友達とメキシコに行って案内してもらいながら旅をしたりもしたそうです。

オペアになったことで、自分の知らなかった文化を身をもって経験出来たり、日本の文化をシェアしたりなど文化交流が出来たことがとても良い経験になったそうですよ。

日本帰国、アメリカでの再挑戦!

アメリカへの可能性を探し続ける日々

オペアをしている時から、オペア後もアメリカで更なる挑戦をしたいと思っていたきりさんは様々な可能性を探していました。

働き口がないかと毎日調べに調べ、問い合わせをしたり履歴書を送ったりと奮闘しますが、どこもアメリカ市民(永住権)がなければ働けないところばかり。

結局オペアの任期を迎え、一度日本へ帰国しました。

帰国後は、子ども向けの英会話の先生として働きながら引き続きアメリカへの挑戦を試みて、海外就職を扱うエージェントに登録したり、自分なりに調べたりと奮闘する日々だったそうです。

たどり着いたJ-1ビザインターンシッププログラム

ある時、登録していたエージェントからJ-1ビザインターンシッププログラムというものを紹介されたきりさん。

J-1ビザインターンシッププログラムとは?
  • 無給・有給の大きく2つの種類があるインターンシップ制度
  • 通常18ヶ月の滞在が出来る(条件により12ヶ月の場合あり)
  • 企業によってインターンシップ終了後に就労ビザのサポートあり
  • オペアはTwo Year Rule対象外なため、オペア後に参加しやすい(引用元:移民法相談室

オペアもJ-1ビザのうちの一つですが、他にも様々なプログラムがあります。

きりさんは、この制度を使いつつその後の就労ビザのサポートがある企業を重点的に探していたといいます。

それから探しているうちに条件が当てはまる企業を見つけ、書類や面接等の審査を通過し無事にインターンシッププログラムに参加することが決まりました。

ここに辿り着くまでに、必死に自分で調べエージェントを見つけ、色々な企業に問い合わせるなど沢山の努力があったきりさん。

努力が報われる瞬間でしたね。

多国籍な人と働く楽しさ

日系の製造会社で、カスタマーサービスとして働くことになったきりさん。

オペアの時は、子どもとの会話がメインになるため日常会話程度の英語を話していたきりさんでしたが、実際にオフィスで働くとなるとビジネス英語は全然違ったそうです。

最初は慣れるまで大変だったそうですが、多国籍の方と働くのが楽しいそうです。

仕事を通して、更に英語力アップを感じられたというきりさん。

オペア留学とはまた違う環境で、自分の成長を感じられるのは嬉しいことですね!

1年半のインターンシップを終え、正式に雇用され就労ビザで再渡米

1年半のインターンシップを終える前、上司との話をする中で就労ビザのサポートをしてもらい引き続き同じ会社で社員として雇ってもらえることが決まったきりさん。

つい最近、日本へ一時帰国をしビザの面接等を受けると同時に日本生活を満喫してきたそうです。

そうして晴れて就労ビザを取得し、アメリカに戻ってきて仕事を始めたといいます。

元々勤めている業界の経験もない中で、必死に機会を求めて探し、会社にとって必要な人材となり、就労ビザを取得する。

これを聞いただけで、どれだけの努力があったのかがとても伝わります。

諦めず自分の力で夢を勝ち取ったきりさん、本当に心の底から尊敬します!

ビジネス英語に力を入れて、可能性の広がる未来へ

きりさんに今後の目標を聞いてみると、将来的にアメリカの他企業へ転職しても通用するよう更にビジネス英語に力を入れていきたいと話してくれました。

企業によっては、就労ビザから永住権を取得するサポートをしてくれるところもあり、可能性が更に広がるかもしれませんね。

また英語は世界共通語。

ビジネス英語まで身につけば、将来アメリカだけでなく様々な国や企業での働ける可能性も大きく広がりますね!

きりさんの将来が、明るく充実したものになるよう願っています。

まとめ

オペアインタビュー第4弾は、オペア留学をしたのちに就労ビザまで取得するという決して簡単なことではないことを成し遂げたきりさんでした。

オペアを経験すると必ず悩むことは、オペア後の進路のこと。

日本で再就職するべきか、違う国で新たな挑戦をするべきか、はたまたアメリカでの可能性を広げるべきかと様々な選択肢で悩むことになります。

アメリカで更に経験を積みたいと思っても、実際にその機会を手にすることは容易ではありません。

きりさんがインタビューを引き受けてくれた大きな理由が、きりさんが歩んだインターンシップという進路についてのことが情報として少なかったからということでした。

自分自身が情報を得るのに苦労したことがあるからこそ、誰かの役に立てればという気持ちで参加してくれました。

実際に調べてみるものの、情報の少なさにより可能性がなのでは?と諦めてしまう、諦めてしまった人も多いはず。

1人でも多く、そういった同じ悩みを持っいる人たちに届けばと願っています。

きりさん、インタビューを引き受けてくださりありがとうございました!

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