こんにちは、とろろ(tororo_desune)です!
アメリカではもうすぐ、夏の始まりを告げるメモリアルデーがあります。
メモリアルデーってどういう祝日?何をして過ごすの?など、メモリアルデーについて詳しく解説しちゃいます!
- メモリアルデーがなんの日か分かる
- メモリアルデーの過ごし方
- メモリアルデーにおすすめの観光地
メモリアルデーってなんの日?
アメリカのメモリアルデーは、毎年5月の最終月曜日に行われる祝日で、アメリカの軍隊が戦争で亡くなった人々を追悼するための祝日です。
元々は、1868年に装飾デーとして、戦後の南北戦争における連邦軍兵士の墓を装飾することから始まったそうです。
その後は、第一次世界大戦や第二次世界大戦、ベトナム戦争など、すべての米軍の作戦で、戦闘中に命を落とした兵士たちを悼むためにも行われるようになりました。
この日は、国旗を半旗に下げ、戦没者に対しての敬意を表したり、功績を称えるためにパレードや式典を開催しているところが多くあります。
日本の終戦記念日と少し似ているところがあるね!
メモリアルデーの過ごし方は?
国立墓地を訪問する
アメリカで1番有名なアーリントン国立墓地を始め、アメリカ国内には多くの国立墓地が存在します。
アメリカの歴史を学ぶ良いきっかけにもなるため、ぜひこの機会に行ってみてはいかかでしょうか?
地元の追悼式典に参加する
毎年多くの地域では追悼式典があります。
地元の式典やパレードに参加して、戦没者に対して敬意を表することもいいかもしれません。
ボランティア活動を行う
多くの地域で式典やパレードが行われるということは、ボランティアの人々を募集しているところも多いです。
式典会場の駐車場整備や受付管理、通訳など普段と違った経験をしてみてはいかがですか?
バーベキューやピクニックを計画する
メモリアルデーは戦没者を悼む日ですが、それと同時に夏の始まりを告げる日ともされています。
メモリアルデー前後で多くの学校が夏休みに入ることもあり、多くの人がバーベキューやピクニックなどの屋外で楽しめるイベントを計画します。
特に北部の寒い地域に住んでいる人々は、長い冬が明け、待ってましたとばかりに短い夏を楽しむのだそうです。
メモリアルデーにおすすめの観光地6選!
アーリントン国立墓地(ワシントンD.C.)
アーリントン国立記念墓地は、アメリカ国内で一番有名な国立霊園です。
アメリカ合衆国大統領や将軍、兵士、その他の有名人も多く埋葬されていて、特に第二次世界大戦や朝鮮戦争、ベトナム戦争での犠牲者の墓も多いそうです。
アーリントン国立墓地の詳細は公式サイトから
ゲティスバーグ国立軍事公園(ペンシルベニア州)
ゲティスバーグ国立軍事公園は、ペンシルベニア州のゲティスバーグにある、南北戦争中のゲティスバーグの戦いを記念する国立公園です。
1863年7月1日から3日にかけて行われたこの戦いは、南北戦争中でも最も激しい戦いの一つとされているそうで、その後の合衆国の勝利につながりました。
公園には、戦いで使用された武器や兵器、歴史的な建物やモニュメント、戦場跡などが残っており、南北戦争について実際に学ぶことが出来ます。
またこの公園では、毎年7月に、戦闘の再現やその時代にまつわるイベントが開催されているそうです。
ゲティスバーグ国立軍事公園の詳細は公式サイトから
リトル・ビッグホーン・バトルフィールド国定記念物(モンタナ州)
リトル・ビッグホーン・バトルフィールド国定記念物は、モンタナ州にある、19世紀後半に起きたリトルビッグホーンの戦いを記念する国定記念物です。
この戦いは、アメリカ陸軍とシャイアン族、ラコタ族などのインディアン部族が戦った歴史的な出来事のことで、アメリカ陸軍が全滅するという異例の結果になりました。
この記念物には、戦闘の舞台となった地域を含む約7,000エーカー(約28.3平方キロメートル)の土地が含まれており、博物館や記念碑、野外展示などが設置されています。
また、年に数回、近隣住民や観光客が集い、戦いの再演やインディアンの文化を紹介する催しも開催されています。
リトル・ビッグホーン・バトルフィールド国定記念物の詳細は公式サイトから
ナショナル・ワールド・ウォーII博物館(ルイジアナ州)
ナショナル・ワールド・ウォーII博物館は、ルイジアナ州ニューオーリンズにある博物館で、第二次世界大戦に関する歴史と文化について展示しています。
1991年に開館し、国立博物館として運営されていて、展示物は、当時の軍事技術や戦争の負の側面を全体的に取り上げているそうです。
戦争を終わらせるために行われた連合国の努力や、特にアメリカが果たした役割についても説明されています。
アメリカ側の考えや歴史の背景を学ぶことも大切なことだよね
ナショナル・ワールド・ウォーII博物館の詳細は公式サイトから
ゲートウェイ・アーチ(ミズーリ州)
ゲートウェイ・アーチは、ミズーリ州セントルイスにある観光名所で、高さ192メートルのアーチ状の鉄製のモニュメントです。
正式名称は、「ジェファーソン・ナショナル・エクスパンション・メモリアル」と呼ばれていて、国立公園に指定されています。
このアーチは、ルイス・クラーク探検隊の到達点である「ウェストゲート」の象徴として建設されたもので、高さと形状から「西の入り口」とも呼ばれています。
観光客はエレベーターまたは階段を使ってアーチの頂上に登ることができ、360度の景色を楽しむことができます。
ゲートウェイ・アーチの詳細は公式サイトから
リバティベル・センター(ニューヨーク州)
リバティベル・センターは、ニューヨーク州ニューヨーク市にある高層ビル群で、世界貿易センタービルの一角を占めています。
かつては世界最高層ビルとして知られていたツインタワーが立っていた場所に、2001年の9.11同時多発テロ事件による崩壊後、再建された建物群であり、現在は政府機関や企業などが入居しています。
また、センター内には展示スペースやモニュメントもあり、テロの犠牲者への追悼を行う場となっています。
写真にあるベルには、亀裂が入っているということで有名ですが、実際には亀裂は入っていないんです!
ベルの表面は本物の亀裂ではなく、亀裂の模様が描かれていて、アメリカの自由や独立、そして大きな困難に立ち向かうための力強さを示す象徴という意味を持っています。
だから割れているように見えるんだね!
リバティベル・センターの詳細は公式サイトから
まとめ
いかかだったでしょうか?
夏の始まりを告げると共に、これを機会にアメリカの歴史を学んだり、家族や友達と思いっきり楽しみたいですね!