【オペアインタビュー#2】ビザ取得却下!?渡米前から波瀾万丈、今を楽しく生きるクールオペア-みささん編-

こんにちは、とろろ(tororo_desune)です!

前回から始まったオペアインタビュー企画、ありがたいことに好評いただき今回は第2弾です!

オペア一人一人、ホストファミリーの家族構成から環境まで全く違うからこそ、他を知るとまた新しい発見が出来ると思います。

第1弾をまだ読んでいない方は、ぜひこちらから!

もくじ

みささんのプロフィール

  • 東京出身
  • エージェント:イントラックス
  • オペア期間:2020年12月〜2022年12月(2年)
  • 滞在先:カリフォルニア州(サンディエゴ、ロサンゼルス)
  • ホストファミリー構成: 
    1年目:アジア系アメリカ人両親、キッズ3人(6歳、3歳、3ヶ月)
    2年目:アメリカ人ママ、日系アメリカ人パパ、キッズ2人(1歳半、1ヶ月)
  • ダンス留学をきっかけに幾度とアメリカはカリフォルニアと運命を共にするクールな人物!我が道を行くかっこいい姿を見せながらも、優しさを持ち合わせた素敵なオペア、今後の活躍にも期待です!
  • 詳細はみささんのインスタグラムから!

私はまたここに戻ってくると確信した

14歳、ダンス留学でロサンゼルスへ

おばあちゃんがタップダンスをしていることをきっかけに、ダンスに興味を持ち始めたみささん。

中学生の時、学校を2週間休みロサンゼルスでのダンス留学をすることにしたそう!

2週間のロサンゼルスで生活をきっかけに

もう一度ここへ帰ってきたい!と強く思ったそうです。

中学生で留学を経験したことがすごいのに、もう一度行く!と強い意志があったことにみささんらしさがあって素敵!

高校2年生で迫られた大きな選択

高校へ入りもう一度留学したいということを、お母さんに相談。

すると、高校3年生で1年間の交換留学をしてきたら?と提案されたそう。

しかし、みささんはその選択をしませんでした。

なぜなら、帰国したら留年扱いで1つ下の学年と高校3年生をやらなければならない。自分と同じ学年の人たちは既に卒業という形になってしまうからでした。

私もその選択なら留学を諦めてたと思うなぁ。

日本の学校制度だと、年齢が違う人と同じ学年になることは稀で決断しずらいのは確かですよね。

お母さんの提案が後の運命を変える

留年するのは嫌だということで、今度はお母さんがある提案をしてきたそう。

それがなんと、オペア留学でした。

高校を留年するのが嫌だったら、卒業してオペアになったらいいんじゃない?という提案で実際にエージェントが開催する説明会にも行っていたそうです!

同じ年代で、昔からオペアについて知っていた人はレアかもしれない!

だけども、オペア留学となると子どものお世話をしなければならない。

私はそこまで子どもが好きでもないなんだか違うと思い、オペアになることを見送ったそうです。

20歳で語学留学、有言実行でロサンゼルスへ

高校を卒業し、ファミリービジネスを手伝ったり六本木のほぼ外国の方しか集まらないピザ屋さんで働いたりした後、20歳になって語学留学することを決意。

6年前に感じた、私またここに帰ってきたい!という気持ちを胸にを見事に有言実行をしたみささん!

1年間の語学留学を経験し、その後も日本で働きながら旅行としてアメリカに遊びに行ったりもしていたそうです。

日本では当時原宿にあったForever21で働いていたことも!
当時は相当人気だったよね!

26歳、頭の片隅にあったオペア留学の文字

語学留学を終え、充実した日本生活をしていた数年間。

26歳になった頃、ふとオペア留学について改めて考えるようになったそう。

高校生の時に諦めたオペア留学、それでもやっぱり頭の片隅にオペア留学がずっとあったそう。

もう一度アメリカに行きたい、カリフォルニアに戻りたい!

そういう思いから、年齢制限のギリギリでオペア留学をすることを決意したそうです!

アメリカでオペアをする場合、年齢制限は18歳から26歳まで(27歳の誕生日を迎えるまでに渡米すること)が条件になっています。

コロナで波瀾万丈のオペア留学スタート!

エージェント登録と共に訪れたコロナ問題

オペアになることを決め、エージェントに登録したみささん。

そんな束の間のこと、コロナが流行り始めました。

保育経験がなかったみささんは、渡米前にアルバイトで保育時間を稼いでいたそうです。

間もなくして2020年6月後半、アメリカはコロナの流行に伴いオペア留学で必要なJ1ビザ(インターンシップビザ)の発行を停止してしまったのです。

これが原因で年齢制限を超えてしまい、オペアを諦めてしまった方も少なからずいたようです。

こうなったらどうしようもできず、ただただ早く再開することを祈るのみでした。

ビサ発行再開、でも条件付き

そこから約3ヶ月後の10月前半、J1ビザの発行再開という朗報が届きました。

しかしこの時は以下の制限がありました。

  • ホストファミリーが医療従事者であること
  • スペシャルニーズ(援助を必要とする障害を持った子ども)の家庭であること

どちらかに該当するファミリーしか受け入れがありませんでした。

特に当時はコロナの影響もあり、海外からではなくアメリカ国内でオペアを探しているファミリーも多く、なかなか限られた条件でのファミリー探しだったと思います。

ファミリー決定、ビザ面接に行くもビザを却下される!?

厳しい状況下でのファミリー探しをしたみささんでしたが、無事にカリフォルニア州のサンディエゴでペアレンツがドクターのファミリーとマッチしました。

2020年12月に渡米が決まり、いよいよビザ面接へ!

ビザ面接の日になり何事もなくすんなり面接終了、ビザが届くまで約1週間待てばあとは渡米するだけ!

だがしかし、、、

1週間経ってもビザは来ず、オンライン上ではPending(保留中)になったまま、3週間が経過しビザが却下されてしまったそう!

通常、ビザ面接が通ると約1週間で家にビザが届く、もしくは受け取りが出来ます。(時期により多少の変動はあり)

実はみささん、オペアになる前にダンス留学や語学留学、旅行としてアメリカへ何度も行っていて大使館側に怪しまれていたんです。

アメリカだけに限らず、今までの入国履歴が多かったり、留学や仕事などのビザを取ったことある場合、移住を目的としているのでは?と怪しまれる場合があるよ

みささんはそれが主な理由で引っかかってしまいました。

渡米日が迫っている上に3週間待たされ、特に悪いことをしているわけでもないのに却下はありえないと大使館に問い合わせの電話をしました。

大使館側からはパスポートがまだ返ってきていない場合、保留中だよと言われたそうですが渡米日も近づいているしあやふやにされたら困ると強気で「必要な書類やらあれば何でも即刻送ります」と伝え、ホストファミリーにもお願いしファミリーにとってみささんがオペアとして必要な存在であるという旨のレターを書いてもらったりしたそうです。

するとその後、3週間待たされたのは嘘だったかのようにあっという間にビザが家に到着。

約1ヶ月の時を経て、無事にビザを取得出来たということでした。

日本の感覚で、待っていても丁寧で迅速な対応とかけ離れた出来事もたくさんあるから、おかしいな?と思ったら自分からどんどん行動に移そう!


こうして渡米前から波瀾万丈な時を経て、みささんのオペアライフが始まりました。

キレイごとだけじゃないオペア生活

オペアになって大変だったことを聞くと、何がというよりとりあえずしんどいよねということを言っていたみささん。

この言葉に私はとても共感しました。

オペアって側から見ると、安く海外に行けてホストファミリーと楽しく過ごせて友達も出来て充実してそうというイメージを持たれがち。

もちろん楽しいことも沢山あるけれど、とてもキレイごとだけでは過ごせないこともたくさんあります。

みささんが見ていた子どもたちは年齢が低かったこともあり、生きるためにご飯を食べさせて着替えさせてと母親としての役割も果たさなければいけませんでした。

とはいっても母親になりきれない、かといってただのベビーシッターとはまた違った立場で、オペアという立場はしんどいことも多かったそう。

同じ経験や気持ちになった人もきっとたくさんいるはず!

自分の価値観を広げて更にオープンマインドな気持ちへ

逆にオペアになって良かったことを聞くと、こう答えてくれました。

アメリカに来てアメリカのファミリーと共に過ごしたことで、日本とは違う生活スタイルや教育観を実際に経験することが出来て、自分の経験レベルがアップしたそうです。

この経験の中で、自分が更に強くなってオープンマインドになって自分自身のレベルアップに繋がったというみささん。

価値観や環境の違いから、新しいものを見て経験することが出来るのは留学ならではの大切な時間ですよね。

オペアを終えて今後進む道

日本に帰国して、自分の時間をゆっくり過ごしたい

まもなく日本に帰国する日が迫っているみささん。

まずは日本に帰って数ヶ月ゆっくりと自分の時間を過ごしたいそう。

久しぶりの日本で家族や友達と会ったり、日本の生活を満喫するのはとても素敵ですね!

オペアは自分のプライベートの部屋があるとは言っても、他人の家で過ごしているので1人になりきれないことも多く、自分の時間が欲しいと考えるオペアもたくさんいます。

私もそう考えてた1人だった

オペアとして過ごした自分をたくさん褒めて、日本でリフレッシュ出来たらいいですね!

大学で心理学を勉強したい

細かくいつどうするかを決めているわけではないけれど、心理学に興味を持っていてゆくゆくは大学等で心理学を勉強したいそう。

みささんのお母さんが新しいビジネスとして、障害を持った方の心のサポートを中心に、心の病や悩み不安を相談できるカウンセラーを始めたことがきっかけだと言います。

日本で出る杭は打たれるの文化が根強く、世界的に見ても心の悩みを抱える人が多くいます。

また、アメリカでは心の悩みはもちろん、離婚、子育て、職場関係、パートナーとの死別などどんなシチュエーションでもカウンセラーを受けることが当たり前の環境ですが、日本では未だにカウンセリングや病院に通うことに抵抗がある人が多いです。

そんな中で、ダンスを通してみたりアロマを使ったり、もっと気軽にカウンセリングを受けられるような環境を作っていきたいと話してくれました。

話がとっても上手で、私の話も聞いてくれて本当に素敵な考えだなぁと感激した!

明日死ぬかも知れないなら今を楽しみたくない?

インタビューをしている中でみささんが話してくれたこと、それは明日死ぬかも知れないなら今を楽しむ方がいいということ。

この言葉をモットーに今までの人生では、あまり未来の目標を掲げて生きてきたことがないし、その時にやりたいと思ったことをやるようにしてきたそうです。

極論かもしれませんが、結局行き着く先はここなのでは?と私は感じました。

未来に希望を持って目標を持って生きることももちろん素敵なことですが、限りある今の時間を大事に過ごしいつ死んでもいいように生きていくことも素敵な考え方だと思います。

中学生の頃にカリフォルニアでダンス留学をし、また必ず戻ってくると決意してから後に2回カリフォルニアの地に戻ってきたみささん。

運命が導いてくれてるんだと思う、と話してくれました。

そんな今を楽しく生きるみささん、オペア後の人生もとっても楽しみですね。

2年間のオペア生活、本当にお疲れ様でした!

まとめ

オペアインタビュー第2弾はみささんでした!

前回のインタビューを見てくれた方が多く、その中でもいち早くインタビューを受けたいと連絡をしてくれました。

みささんは、お互いにインスタを知っている同士、だけども特別話したりしたことはあまりない関係でした。

インタビューでいざ初めて話してみると、とっても気さくで優しさが溢れる方であっという間に時が過ぎていました。

明日死ぬかもしれないと言う気持ちで今を楽しく生きるということを聞いて、まさに私も同じことを考えていて改めてとってもかっこいい考え方だなぁと感激しました。

今回のインタビューを通して、素敵なみささんの姿を知れました。

オペアインタビュー第2弾のご協力、本当にありがとうございました!

オンラインで英語を学ぶなら!

この記事が気に入ったら
フォローしてね!

よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!
  • URLをコピーしました!
もくじ